REC親子自然観察会 - 秋になく虫編 -

kheperer2005-10-22



今日もREC親子自然観察会。この自然観察会は2000年からやっているので今年で6年目になる。瀬田丘陵に住む鳴く虫もだいたい分かってきた。


10月にはいると気温が下がり昼間でも虫が鳴き出す。鳴き声を頼りに、子供たちと草原で鳴く虫を追いかけ、声の主を探す。この会のコンセプトは、鳴く虫を聞くだけじゃなく、見ることにある。ふだん鳴く虫の声を聞くことは多いのだが、姿を見るのはなかなか難しいからだ。


今日見られたコオロギの仲間:エンマコオロギ・ハラオカメコオロギ・ミツカドコオロギ・カネタタキ・シバスズ・マダラスズ・マツムシモドキ、鳴き声だけ:クサヒバリ・ツヅレサセコオロギ。他にもアオマツムシやカンタンがいるはずだが今日は見あたらなかった。キリギリスの仲間では、(ハヤシノ)ウマオイ・ツユムシ・アシグロツユムシ・ササキリ・オナガササキリ。けっこういるものだ。


あとセイタカアワダチソウのある草原でカマキリがたくさん捕れた。それならばとハリガネムシチェックをした。もしいればカマキリの尻を10秒ほど水に浸すと出てくるはず。で、結果はオオカマキリでは6頭中0,いっぽうハラビロカマキリでは1/1。長いのがにょろにょろ出てきた。みんな釘付け。なんと10cm超のが出てきた。ハラビロの腹部は見事にぺしゃんこ。心なしかすっきりした顔になった、、、気がした。カマキリの恩返しを期待しながら解散。


オオカマキリ
[2005.8.12: 熊谷]