2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ロガーデータ回収2

先日の続きのデータ回収。 今年のデータを見ると、梅雨時の長雨の様子がよく分かる。一方夏場の雨がとても少ない。光量も測っているのでいつ頃、植物が葉をつけて、また落としていくかというパターンも分かってきた。地道なデータ集めだが、この森の実態がよ…

ロガーデータ回収1

鳥調査終了後、ノートパソコン片手にロガーのデータ回収。 今日の午後は、民族自然誌研究会なので、急いでデータの吸い出しや、電池交換をする。そのうちV14に設置したロガーがうんともすんとも言わない。また故障かも知れない。次回交換するとしよう。

鳥類調査

テント泊が快適だった季節は過ぎさり、午前4時頃の寒くて眠れない夜を過ごす。やっと朝がきた。思わず祈りたくなる。昔見た映画、「生きてこそ」が脳裏をかすめる。夏用シュラフを持ってきたことをひたすら悔やむ。 鳥調査6:30スタート。 森の入り口でアオ…

ライトトラップ調査

夜は、「龍谷の森」で毎月恒例のライトトラップ調査。夜は冷え込みが強くなってきた。 こんな夜でも活動している虫がいる。今夜はヒメヤママユがたくさん飛んできた。里山の秋を代表するとても美麗なガ。光に集まってきても、しばらくすると体が冷え切ってし…

伏見稲荷で鳥観察

今日はゼミで山の野鳥観察。フィールドスコープと双眼鏡を携え、伏見稲荷に出かけた。 この時期は、夏鳥が去った後でそろそろ冬鳥がやってくるころ。森の中を耳を澄まして歩くも、いつもの顔ぶればかり。コゲラが比較的多かった。メジロ・シジュウカラ・ヤマ…

瀬田北小総合学習

「龍谷の森」に瀬田北小の児童約160人がやってきた。まずは室内でTさんと「龍谷の森」周辺の歴史や生き物の話を1時間半ほどする。 瀬田丘陵の北側に農業用水であるため池がたくさんある。これらのため池の歴史は古く、江戸時代にさかのぼる。しかも当時の設…

ナガエノスギタケ発掘

ナガエノスギタケ(別名、モグラノセッチンタケ)なる、モグラやネズミのトイレから生えるキノコがある。これが「龍谷の森」で昨年見つかった。今日はこのキノコの公開発掘。龍谷大学環境サイエンスコースの環境フィールドワークの受講生や瀬田北公民館が募…

REC鳴く虫観察会

今日はREC鳴く虫観察会。鳴く虫と言えば秋の夜というイメージだが、10月中旬になると気温も下がり、昼間でもよく鳴き声がする。 参加者は親子40人ほど。まず室内で近畿の鳴く虫を紹介してから瀬田丘陵の瀬田公園に行く。ここは草地なので、バッタやコオロギ…

野外実習

今日は野外実習で伏見稲荷に出かけた。午前はゼミで稲荷での生き物観察ルート開拓兼鳴く虫観察、午後は講師のSさんと一緒に講義「日本の自然」の野鳥と秋の鳴く虫を観察する野外実習。 午前中は、道すがら植物や昆虫の説明をする。タラヨウ・ヤブツバキ・シ…

キンモクセイ

街中を歩いていると、数日前からキンモクセイの花の香がする。このキンモクセイ、中国原産で雄株しか日本には入ってきていないため、木の実を見ることができないらしい。ではどうやって繁殖するのだろうか。 気になって調べてみたら、どうやら取り木という手…

鳥類調査

毎月恒例の鳥類調査。日の出も遅く6時起床。夜は涼しくテント泊も快適だ。 天気は良いのだが、鳥の鳴き声はまばらだ。毎年この時期、夏鳥は南に飛び去り、冬鳥の到来には早いため、渡り鳥の空白期間にあたる。鳴き声はなじみの留鳥ばかり。せめてもの救いは…

ライトトラップ調査

実習の後片付けをすると急いで「龍谷の森」に向かう。今夜は毎月恒例のライトトラップ調査。夜はけっこう冷え込む。長袖でちょうどいいくらいになってきた。 2004年から毎月続けてきたこの調査。この森の昆虫相もだいたい分かってきたので、11月末で終了する…

土壌動物採集ー伏見稲荷

環境論の野外実習(土壌動物の採集)で、伏見稲荷に出かけた。この森は、コナラの多い「龍谷の森」とちがい、シイの高木が多いため昼間も薄暗い。地層も違うためか土壌水分も多いようだ。 学生たちと、がさがさ生き物探しをすると、いろいろと見つかる。大物…