REC鳴く虫観察会

kheperer2006-10-14



今日はREC鳴く虫観察会。鳴く虫と言えば秋の夜というイメージだが、10月中旬になると気温も下がり、昼間でもよく鳴き声がする。


参加者は親子40人ほど。まず室内で近畿の鳴く虫を紹介してから瀬田丘陵の瀬田公園に行く。ここは草地なので、バッタやコオロギのたぐいがたくさん鳴いている。林内よりも草地の方がずっと種数が多いのだ。皆で虫とりをして、野外でお弁当を食べる。天気もよく、じつに気持ちが良かった。


観察または鳴き声だけを聞くことができたのは、ぜんぶで19種。ツヅレサセコオロギ・エンマコオロギ・ミツカドコオロギ・ハラオカメコオロギ・カネタタキ・クサヒバリ・マラダスズ・シバスズ・ヤチスズ・カンタン・アオマツムシ・キリギリス・クサキリ・クビキリギス・ホシササキリ・オナガササキリ・アシグロツユムシ・ツユムシ


クズの茂みでカンタンの柔らかな鳴き声が聞けれたのがよかった。現地では分からなかった小さい種類もいたが、持ち帰って図鑑で調べるとヤチスズだった。個人的に、この場所では初記録。


[2006.10.14: クサヒバリ♀: 瀬田公園]