ライトトラップ

夜の訪れが早くなった。5時半も過ぎると暗くなる。タワーに昆虫を自動採集してくれるライトトラップを設置し、それとは別に谷沿いに白幕を張って日暮れを待つ。夜の気温は下がり、キャンプするにはいい季節なった。


甲虫類はほとんどこなくなった。カミキリ類はクロカミキリのみ。一方、ガ類はけっこう集まってくる。ヤママユ・ヤガ類・シャクガ類など個体数は多い。アオマツムシもよく鳴いている。アオマツムシといえば街路樹で鳴いているという印象が強いが、こんな林内にも進出してきている。


久しぶりにフクロウの声も聞いた。我々の周りを移動しながら鳴いている。この森ではフクロウの餌となりそうな小動物はモグラの仲間のヒミズくらいだ。これをねらっているのだろうか。