ピットフォール

kheperer2006-01-26



毎月恒例のピットフォール調査。埋めてあるボトルのフタを開けて屋根にする。寒い日の林床は動くものもまばらだ。生き物がほとんど活動していないというデータも必要。


道中赤い実が目に入る。今年はとくに多い気がする。サルトリイバラ・マンリョウ・ソヨゴ・カナメモチなどなど。しかし、昨年より多いことを表現するのは難しい。実の数を数えるなどの手間をかけずに多いと言いたい。さらば標準木を決めて、同じ時期に定位置から写真を撮り、photoshopで赤色面積でも測れば、いけるかもしれない。実が多いのは、実りが良かったことと実を食べる鳥が少ないこと(たぶん奥山で満腹になり里山まで降りてこない?)の両方の効果かも知れない。


ついでにロガーのチェックをする。一カ所がlow battery表示。他にはR5のロガーがかみ切られていた。先日やられたのと高さと歯形が似ていた。さらに近くのピットフォールのボトルも抜き取られていた。なんとも素行がよろしくないのがいるようだ。昨夏にロガーを設置してからこんなことはなかった。ちょうど今頃はタヌキの発情期なので、いらいらしている彼らの仕業かも知れない。そういえば、先日かみ切られたW4のロガーの近くにタヌキのため糞があった。発情しても物にはあたらんといてな、タヌキはん。