鳥類調査
毎月恒例の鳥類調査。今朝はam4:35から始まったヒグラシの猛烈な音圧で目覚めた。
森中のヒグラシというヒグラシがみな一斉に鳴きだし、しかも同調し始める。とにかくすごい音の嵐。睡眠不足のためか空気のうねりすら見える気がする。キビタキの心地よいモーニングコールで目覚めた先月が懐かしい。それはともかく、この音の洪水の中では鳥の鳴き声なぞ全く聞こえない。お仕事にならないのでしばし待ってから調査を始める。この鳴き声、5時半ころになるとぴたっと止む。入れ替わるようにニイニイゼミの鳴き声が大きくなる。光量で制御されているのだろうか?
ヒグラシといえば夏の夕暮れの風情だが、あれは夕刻だけ。朝のはとにかくすごい。
そう、肝心の鳥類調査の結果は、ハシブトガラス・ツバメ・スズメ・メジロ・ヒヨドリ・シジュウカラ・ヤマガラ・オオタカ・カワラヒワ・ウグイス・キジバトの11種のみ。昨年同様、7−8月は年間を通じてもっとも鳥の種数が少ない。
羽化したヒグラシ
[2005.7.29: Sルート]