ロガー設置

kheperer2005-08-01



温湿度などのデータを自動的に記録する装置がある。このデータロガーなる装置を森に設置した。


このデータロガー、なかなかの優れものだ。データを記録する本体に温度・湿度・土壌水分・光の強さ(光量子)のモジュールをつなぐと、自動的にデータをとってくれるのだ。もちろんデータをとる時間間隔も設定できる。このデータはパソコンで吸い出して、加工することができる。


里山林は落葉広葉樹が多いため、葉をつける夏の林床は暗く、逆に冬は明るい。また木を伐採すると林床は明るくなる。水場を作れば付近の湿度が上がり、逆に温度は下がるかもしれない。ロガーがあればこのような変化を定量的に測定することができるのだ。


どのような結果が出るのか楽しみだ。


キノコをたべるセンチコガネ。
動物の糞の少ないこの森でもセンチコガネは多い。キノコが重要な餌資源なのだろう。
[2005.8.1: S300]