社会学テーマ実習

今日のフィールドワークは瀬田キャンパス近くの源内峠に行く予定だったが、足下が良くないので文化ゾーンあたりの自然観察会に変更。 キャンパスを出て、びわこ文化公園に向かう。公園にはビオトープがあり、キイトトンボがたくさん出ていた。草原ではマダラ…

小学校総合学習のガイド

今日は大津市の小学校の総合学習で「龍谷の森」に6年生160人がやってきた。 まず室内でパワーポイント使って、里山やそこに住む生きものたちについて紹介。 自動撮影カメラで撮れたほ乳類・タワーでのライトトラップ調査で採集した昆虫・この森で確認された…

IBOY調査

水場2カ所にIBOY方式の昆虫相調査用のマレーゼトラップを設置。水場作成による昆虫相変化の継続調査中。この調査は昨年から開始。年3回しており、今年初。あとタワーにはウィンドウトラップ設置。 3日間連続で設置し、とれた昆虫を毎日回収する。今年からは…

ライトトラップ調査

毎月恒例のライトトラップ調査。梅雨で延期になっていたので、6月分の調査。 連日雨のすぐれない天気だったが、なんとか降っていない今日強行。 しかし、ついていない日はとことんついてない。 まず車のインキー(JAFを呼んで事なきを得る)を手始めに、酢エ…

ピットフォール

今日は、「龍谷の森」に新規の定点ピットフォールを5つ設置した。設置場所は、R14のコウヤミズキのあるあたり。この場所は粘土層があるため、小さな水たまりがあり、年中湿気ている。湿性環境の指標であるリョウメンシダも生えている。 この森では湿性環境は…

水場初の生物

第二水場に水がたまる。でも水場全体ではなく、一番深くなっているところ2m四方くらい。粘土はまだはっていないが、流出した粘土が目詰まりし不透水層をつくったようだ。 早速トノサマガエルがやってきた。水場の住人第一号だ。ふだん林内ではほとんど目にす…

調査延期

本格的な梅雨空が続く。週末に予定していたライトトラップ&鳥類調査を延期した。 時間ができたので久しぶりに実家に帰り畑仕事をした。ジャガイモ・レタス・豆類・初物のナスとキュウリ、収穫のよろこび。すいかはまだ小さい。 由良川の川縁を歩くとオオヨ…

カブトエビ発生終わり

自宅横の田んぼからカブトエビがいなくなった。 最初に発生を確認してからちょうど10日。7日目くらいは水路に溢れ出るほどいた。 このカブトエビの生活史は、稲作スケジュールにじつにうまく適応している。つまり、田んぼに水が入るとすぐに孵化し、田植えか…

水場作り

今日も水場作り。自分の講義以外の学生も参加して、総勢30人。天気予報ではなんと持ちそうだった、が、、、。 いつものように倉庫からシャベルや土嚢袋をもって森にはいる。森に入ろうとするとぱらぱらと雨が降ってきた。森の中は葉が茂っているのであまりに…

カブトエビ

自宅横の田んぼでカブトエビが出てきた。初見は6/13。水が入ったのは6/6なので、少なくとも1週間以内で孵化するようだ。 今朝見ると野菜くずに群がり、2-3cmになっていた。ずいぶん成長が早い。 この田んぼ、冬場は水を抜いて畑になる。カブトエビの卵は乾燥…

アカシジミ?

講義を終えて夕暮れの瀬田キャンパスを歩く。こちらのキャンパスは森の中にあるので生き物の気配が多い。夏夜は学内の蛍光灯に多くの虫がやってくる。うらやましい環境だ。 今日はメジロがよく鳴いていた。森に目をやるとコナラの林冠を小型で赤色のチョウが…

ワールドカップ

昔サッカーをやっていたこともあって、実は大のサッカーファンである。たかがサッカー、されどサッカー。 今日の結果を皆が批判したとしてもおいらは次を信じてる。あと二戦、頼む日本代表。

水場作り第3段

今回は第二水場の作業。学生30数名+「龍谷の森」里山保全の会のメンバー数名と作業する。今回も作業時間は2時間。ボランティア参加の学生もいた。頼もしいことだ。 スコップで掘り、土嚢袋に詰めてバケツリレー方式で運び出す。みんなフル稼働で作業する。…

田んぼ

家の前の田んぼに水が入った。この田んぼにはカブトエビ・ホウネンエビが発生するのでこの日を楽しみにしていた。でも田植えはまだ。待ちかねていたのは自分だけじゃないようだ。さっそくアマガエルの大合唱が響く。 今年は田植えが遅い気がする。兵庫県篠山…

ナラメリンゴタマバチ?羽化

先日、自宅の部屋にはいるとなにかが飛んでいる。それも大量に。はて? 見回すと先日採集してきた大きな虫こぶから2-3mmの大きさのハチが羽化していた。うぐぅ、、、こうならったらしょうがないので、何個体出てくるのか羽化しきるまで見守ることにした。 で…

REC親子自然観察講座

龍谷大学の社会貢献の一つとしてREC(Ryukoku Extention Center)講座がある。今日はRECと里山ORC共催の親子自然観察会。天気もよく、森歩きを堪能した。 今回の参加者は定員ぴったりの親子30人。これくらいが森の中で一人でガイドできる限度人数。できれば20…

粘土運び

水場作成用の粘土を森林組合に運んでもらった。やはり格段に早い。2日間で2つの水場予定地への運び込みが終わる予定。

鳥類

もうすぐ6月といっても明け方は冷える。午前4時頃、寒さで目が覚めるがシュラフの中で丸まってまどろむ。5:00起床、やや寝坊。5:11調査開始。明け方ホトトギスが鳴いていたようだ。 今日の鳥18種: スズメ、メジロ、ハシブトガラス、ヤマガラ、キビタキ、…

ライトトラップ

毎月恒例の「龍谷の森」での調査。京都南インターがリフレッシュ工事のため通行止めだった。思わぬ遠回りを強いられ、結局巨椋池インターを使う。 日没前に入山。一緒に調査している2人が先に準備をしてくれて助かった。しかしすっかり日が長くなったものだ…

府立植物園

探鳥会 in 芦生は天気がすぐれないため延期。さればと、府立植物園にでかける。 ここの多くの樹木には名前プレートが付けられているので、まるで図鑑の中を歩き回る感覚で楽しい。名前を聞いたことはあるが姿を見たことのない樹種を見てまわる。やはり図鑑で…

フィールドワーク

今日の午後は「龍谷の森」の水場作りの第2弾。前回、粘土運びがあまりにも重労働で、作業を遅らせるボトルネックになったため、外部委託することにした。 ということで、今回の目標は、S0485あたりの第二水場予定地(13×5m)の粘土を張るまで前処理。この…

「龍谷の森」自然観察会

今日の午前は「龍谷の森」で鳥と昆虫を主とした自然観察会。対象は龍大の学生と「龍谷の森」里山保全の会。ガイドは自分と、この森で鳥を見続けている龍大理工学部のYくん、そして里山ORCのKさんに協力してもらった。 この季節は夏鳥もやってきて、鳥の種類…

「龍谷の森」のコウモリ

イギリス人のコウモリ研究者のD.H.さんに「龍谷の森」のコウモリ相を調査してもらうことになった。いつもの簡易型とは違い、録音もできる高性能のバットディテクターを持って森に入る。 同行したYくんと、この森にいるコウモリの英語名を事前に覚えてきた。…

リンゴナラメフシ

S900の先のコンクリート道で大きな虫こぶを見つけた。リンゴナラメフシのようだ。昨年もこの森で見つけた。コナラの小さい株に大きな虫こぶが5つもついている。大きなものは直径4cmほどある。光合成産物はすべてもっていかれそうなくらい大きい。持ち帰った…

龍谷大学の学生&「龍谷の森」里山保全の会を対象とした自然観察会を5/27(土)にします。

以下案内文 - 「龍谷の森」は新緑の盛りです。オオルリやホトトギスのような夏鳥も次々と渡ってきて、とても賑やかになってきました。そこで、「龍谷の森」で自然観察会ー森に暮らす鳥・昆虫ーを行います。皆様ふるってご参加ください。 日時:5月27日(土)…

シイの花

帰宅中、地下鉄から地上に出ると、シイの花の強い匂いがした。そういえば東山ではシイの黄色い花が目立つ。緑に浮かぶカリフラワーのよう。 シイ類はこのあたりの潜在自然植生なので、社寺林や管理放棄されてから時間がたった里山林の場所がこの時期一番よく…

ニホンリス

昨日の調査中、S025にニホンリスがいた。Sルート以外では、これまでに熊谷でも見かけた。餌となる松ぼっくりをつけるアカマツの数が減っているにもかかわらず、毎年見かける。他の木の実に頼っているのだろうか。 「龍谷の森」では、センサーカメラでほ乳類…

チャイロヒメハナカミキリ

Sルートは花盛り。ヤマツツジ・モチツヅジ・ツクバネウツギ・ガマズミが咲いている。ガマズミの花には、チャイロヒメハナカミキリが群がっていた。この森ではヒメハナカミキリの仲間はこの一種のみ。 このヒメハナカミキリの仲間(Pidonia属)は、ピドニアと…

鳥類

毎月恒例の鳥類調査。今年初のテント泊。 朝、4時40分、キビタキの声で目覚める。なかなかよいモーニングコール。タワーのすぐ近くにいるようだ。 Sルートに沿ってラインセンサス。確認できた種は21種:アオサギ・スズメ・ウグイス・エナガ・カワラヒワ…

コウモリ

「龍谷の森」の森林観測タワーにIBOY式ライトトラップを設置していると林冠をなにかが飛んでいる。 コウモリだ。ときおり急降下して林冠を飛んでいるガを捕まえているようだ。ガは種類によって、コウモリの発する超音波を捕らえるための耳を持っている。超音…